Column

2011 . 5 . 28

国立西洋美術館で開催されているレンブラント展に行ってきました。人もたくさんで少しうんざりしましたが、とても印象的な絵画に5枚ほど出会いました。瞬間のイマジネーションを書き留めなければという衝動に駆られて暗い中で打ったケータイの文章。

■闇はなく、そこには空間と質感がある。月夜の空間にどこまでも続く均質、全体性、遠近感と見えない向こうの連続性。(月明かりの風景)

■暗さと明るさの劇的な出会い。明るさが明るさに、暗闇は暗闇と認識されず、そこには絶対的な宇宙に確実なアンカーを落とすが如く、身体と意識の存在を存在足らしめる必然的な安心感がある。(トビトとハンナ)

■見えているものと視えているものは違う。暗がりと光は常に僕たちの廻りにあり、生命の営みの根幹をなしている。(羊飼いの礼拝)

■影による闇の出現。それは拡散ではなく、方向性を示す。時間と空間、光は止まることなく、ながれてゆく。止まるものとして認識したがるのは僕たちの意識であり憧れかもしれない。情報化してゆく現代人の意識かもしれない。(薬剤師アブラハム フランケン)

■光に対峙した闇が我々を取り囲み僕たちが居るべきその場所に力を与えている。(神殿の門の聖ペテロと聖ヨハネ)

▲ページトップへ戻る

▲columnTOPへ