Column

2006 . 6 . 22

 今日、久しぶりに「books」のコーナーを更新しました。やっとという感じです。どうも実務に追われてしまって・・。実は相変わらずのペースで本は読み続け、あまり自慢は出来ないのですがとりあえず1週間に1冊は読み終える様に心がけています。それから続けざまに必ずもう一回同じ本を読みます。場合によっては時間をおいて3回読みます。なぜかと言うと、何度も読まないと分からないのです。分かるという事の意味が分からないという方もいらっしゃると思いますけど、ここはひとまず単純に「分かったという気持ちになる」という意味で、です。そうして、私の意見を述べる、なんて事をするつもりは実は全く無く、単純に覚え書きがしたくて「books」のコーナーをHPのリニューアルに合わせて始めました。「分かる」と「書く」の関係は結構深くてねちっこいものがありまして、「分かる」というのはどこかで主観的なものが支配していると思うのです。一方「書く」というのは文字(言葉と言っても同じ意味ですが)に置き換える時におのずと第三者へ伝える事が目的で発達した、いわゆる「シンボル」(見た目には意味不明な何の役にも立たないもの、人間の最も高等な知能で操る物事)に置き換える、変換作業というプロセスを必要とします。案外、分かったつもりだけれども、実は・・・という事件が発生するのは、そこのギャップが作用していると思います。私たち、建築設計をする立場として、「かっこいいい」とか「うつくしい」とか連発し、熱弁をふるったところで、クライアントには伝わらない訳です。そういった言葉ではなくて、別の共通言語で語る必要が出てきます。だから私は本を読み、覚え書きをするのです。またしばらくはさぼらず書きます。次回は橋本治さんを予定しています。たぶん。

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