Column

2007 . 7 . 20

 電車の続きですが、吊り広告を見ていて大学と転職斡旋業者の宣伝をよく見かけ、そして気になる。まず大学、「変わる○○大学!」「新しい○○大学!」、え?それがどうしたの??変わった、新しい、ってそんな大声あげて言うことかな。つまり、今までだめだったって事?それじゃ、今在学中の学生の立場はどうなってしまうんだ?まるで消耗される事が前提の新商品たたき売りじゃあるまいし、少なくとも環境を選びにくい義務教育の現場ではなく、各自が選んだ専門の道に進むわけだし、本来そこに在るべき学問は普遍なはず。そんなコロコロ変わられたんじゃぁ、たまったもんじゃない。さて次に、転職斡旋業者の広告。「自分探し」。って自分はもうそこにあるじゃないか!そこにある「自分」という概念は哲学的に考え始めるときりがないのでここでは止めるとして、人間生まれて精神を宿して以来、どんなにしたって離れる事の出来ない自我というものを、どうして改まって探す事が出来よう。「自分の価値」。人間の存在に価値もへったくれもあるものか。ならば価値のある命と価値のない命があるという事ですね?なるほど。そういえば、大学の宣伝でも同じ「自分探し」って言葉見た事がある。ここに至ってはもう返す言葉が見つかりません。言葉の意味も分からず、しかも意味の分からぬものを探しに行くところ・・・一体何しに大学行くんだろ。

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