Report

「茅ヶ崎の海と空」

2009 . 2 . 19

年明け早々、スタッフ共々仕事に追われてやっと落ち着きました。もう2月です。ここ茅ヶ崎は12月から2月くらいまで、とても天気が良く、晴天率がとても高いところです。特に夏と違い、湿度が低いので空の青さや、それを映しだす海の青さ、ついでに書けば富士山もくっきりと見え、風景が引き立つ季節でもあります。

茅ヶ崎で残念なのは山の風景と丘の風景が無いこと。でも田舎ですし、私はいわゆる街では仕事するのも住むのもいやだから、これでいいと思っている。良いところは、海という地形のエッジ(境界線)がはっきりしていることころ。こればっかりは誰もどうしようもない、だから安心出来る。と書くと何の事やら?となりますが、つまり街というのは、当たり前だけど自分を取り巻く一切全てにおいて人が造りだしたもので満たされていて、建物や道は当然、場合によっては起伏すら、人工。で、我々はその人が造りだした物事のルールに従ってしか生きられない。逆の側から言えば、全て人の意識が造りだしたものだから、他にも無限に選択肢があったわけで、つまりどうにでもなったはず。そこにある必然性とはどうせ合理性だとか経済性だとかいったことが理由だろうと思われるから、それすら、やはり人間の都合によるわけで、なんだか疲れる。

最近、私も神奈川県内の仕事が増えて、国道134を車で走る事が多いが、海に沿って湾曲したラインや、とにかく十字路ではなくて、基本的には道の分岐は北側方向しかない道路って、やはりこれ以上南へは行けないからそうなっているという証拠で、その事にたいする安心感というか、自然の地形は結局のところ人間にはどうしようもない絶対的な力を持つということ、それに寄りかかってしか生きられない人間は、結局そういった生きる上での選択肢を絶対的な力に委ねる事で生きてきたということ。古来、居を構える場所はそういった地形のエッジを本能的に見いだすことで決定されてきた。海という絶対的な存在。

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