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「RSH:2撮影」レポート

2006 . 5 . 26

5月の連休以降ずっと天候に恵まれなかったので、現場の進み具合もままならず、撮影も延期だったり、曇天の中で行ったりで何かとストレスのたまる今日この頃ですが、次号のLiVESに掲載予定の写真撮影を行ってきました。いや~気持ちの良い天気で最高です!こんな晴天はもう梅雨明けまでないか?ってくらい、本当に初夏の青空と気持ちの良い風が吹いて、思わず昼間っからワインを飲みたくなってしまいました(笑)。山梨ですしね~。

クライアントには朝も早くから家族そろって撮影のモデルやら取材やらで、本当にご迷惑をおかけいたしましたが、とにかく綺麗にお住まいで、これには驚いたのと同時にとても嬉しくなりました。ところどころ床に傷があったりしますが、それも子供が居る証拠という事で、積み重なってくると模様みたいに味になりますよ。きっと。階段の手摺りにネットを架けるかどうか、ご神木を見上げる大開口のガラスにブラインドを設置するかどうか、等竣工当時は使い勝手と意匠の間で迷いもいくつか有りましたが、今回お伺いしてみて、ネットもブラインドも付いていませんでした!階段も居場所ですよ、子供が座って本でも読めるように、というイメージで階段というよりは椅子にも見て取れる様な感じにしたかったので、1階と2階の差をぎりぎりまで狭めて、つまり1階の天井を出来るだけ低くして階段の踊り場を安心出来る場所にしたかったのです。だからネットを付けないで使って頂けるのが嬉しかった。

また、低くなった天井の寝室も、閉じこもれる感じで安心して眠れるスケールを意図したので、奥様が「ここはとても落ち着くので好きです」という事をおっしゃられたのも嬉しかったです。樹木に向けた大開口部は、一日の内で太陽光や風景の変化に富んだ場所なのですが、ブラインドを設置してなくて風景が何も邪魔されずに飛び込んで来ます。ご主人が、そこに居ると朝日が気持ちいい、とおっしゃっていたのが印象的で、思わず心の中で「有り難う御座います」と呟きました。エントランスに設けた「のれん」を架けるためのフック。専門誌では、のれんは設置しないで撮影となりますが、今回は大歓迎!真っ白な建物に、黒い格子とのれんがとてもマッチしています。私の設計する家の多くはこうして「のれん」を玄関先に吊れる提案をしますが、こうして実際に吊って生活して頂けるのを見るとこれもまたとても嬉しくなります。最高のクライアントに恵まれて本当に幸せです。

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